ご利益 | 子授け、安産、健康、長寿 |
---|---|
交通アクセス | JR南海駅→徒歩15分 または和歌山バス藤白浜行きで3分、バス停:藤白下車、徒歩5分。 |
藤白神社は、熊野古道「藤白王子」の跡でもあります。熊野古道は海南市からこの神社を通り、背後の藤白坂を越えて熊野へと向かいます。神社の由緒は古く、古代・景行天皇5年にはじまり、7世紀・奈良時代の斉明天皇が牟婁(むろ)の湯(現在の白浜温泉)に行幸の際に社殿が営まれたといいいます。以後平安から鎌倉時代にかけて熊野信仰が高まる中で「熊野一の鳥居」が設けられ、熊野古道九十九王子の中でも最も格式のある五躰王子の一つでした。「藤白神社のクスノキ群」はクスの巨木5本からなり、説明板によると本殿前の楠は幹周10mを越え、神社南側の楠は7mを越えるとされています。有馬皇子を祀る神社や墓、万葉歌碑があります。有馬皇子の万葉歌碑は、有馬皇子が斉明天皇のもとに反乱の裁きを受けるため牟婁の湯(むらのゆ:現在の白浜温泉)に引き立てられたとき、道中で歌った句です。有馬皇子は、孝徳天皇の皇子で、640(舒明12)年に生まれ、658(斉明4)年に反乱を企てた罪により、この地で19歳の若さで処刑されました。万葉集の歌の中でもその劇的な生涯を歌ったものとして有名な和歌です。現在は藤白神社と名を変えていますが、子授け・安産・健康・長寿の神様として今も信仰を集めています。近くには全国の鈴木姓のルーツともなった、鈴木氏の鈴木屋敷があります。熊野古道筋に唯一残る、熊野本地仏千躰が藤白王子顕現本堂に祀られています。神仏零場。藤白神社のなかにある子守楠神社のご神木である千年楠は、海南市指定の文化財でもあるので、木を傷めないようにそっと触れて木の霊気により心身ともによみがえってください。
千年楠
藤白王子権現本堂
熊野一の鳥居
このパワースポットの周辺にある合宿校はコチラ → (和歌山県)ドライビング・スクールかいなん