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当社の取り組み 震災復興支援 ボランティア活動 できること、始めます。それが私たちの第一歩です。

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陸前高田市ボランティア活動レポート (2011年8月27日)大阪支社 井川

被災地 岩手県へ

2011年8月27日(土)、当社のスタッフ7名で岩手県陸前高田市のボランティア活動に参加しました。社長はじめ東京本社より6名、大阪支社より1名の計7名で参加しました。

大阪支社からは私一人が参加。前日の8/26(金)、東海道新幹線で東京駅へ。東京駅到着後、東北新幹線に乗換え東京本社の参加者と合流し宿泊予定のホテルがある一ノ関に向かいました。
新幹線の乗り継ぎは初めてでしたが、さすがに約5時間も新幹線に乗っていると疲れました。明日のボランティア活動に備え、ホテル到着後早めに就寝。

ホテルを6:30に出発 陽射しがまぶしい!

ボランティア活動地の陸前高田市へ

8月27日(土)ボランティア活動当日 天気は快晴
当日は、陸前高田ドライビングスクールの田村氏が迎えに来てくださり、予定通り6:30にホテルを出発し陸前高田市へ。
ホテルがあった一ノ関市を出発後しばらくは地震や津波の影響はなかったようで、ニュースで見ていたような光景はありませんでした。

しかし、陸前高田市内に入り津波の被害を受けた地域に入ると、自然豊かな森林で囲まれた場所でありながら津波に流されグチャグチャになった車や瓦礫がいたるところにありました。

すでに5ヶ月以上経ちますが、まだまだ被害の爪跡が残されています。ニュースで映像を見てはいたものの、実際に見ると言葉が出ないような光景も多々ありました。

いたるところに 瓦礫の山が…

陸前高田ドライビングスクールに到着

ボランティアセンターのある陸前高田市に予定より早く到着したので、陸前高田ドライビングスクールに立ち寄らせていただき田村社長はじめ職員の方々にご挨拶。

朝礼に参加させていただき、当社の社長より今回ボランティア活動に参加した経緯をお話しさせていただきました。

陸前高田ドライビングスクールの みなさんにご挨拶

<ボランティア活動に参加した経緯>

3月11日の大地震発生当日、当社から入校した生徒が35名在籍していました。連絡も途絶え在校生と教習所スタッフの方々の安否を心配していましたが、幸いにも全員無事。田村社長はじめ教習所スタッフの方や岩手県民の皆さんのおかげで生徒全員が帰宅避難できました。
自分のことだけでも大変な大惨事の最中に、生徒の安全確保を第一にご配慮いただいたことは感謝してもしきれない思いです。当社の業務も落ち着き、その感謝の気持ちを僅かながらボランティアというかたちでお返しするため、今回参加させていただきました。

陸前高田ドライビングスクールでは、現在も被害のなかった宿舎を社会福祉協議会様などに提供するなど、多種多様にわたり復興に向け取り組まれております。

陸前高田ボランティアセンターへ

ボランティアの受付時間(8:30)が近づいてきた為、陸前高田ドライビングスクールを後にしてボランティアセンターへ。

そこには日本全国から集まった他県ナンバーの大型バスや自家用車が多数あり、バスの中で待機している人や他の所で待機していた人を含めると、この日は2,000人以上の人がボランティアに参加していたと思います。

ボランティアセンターの掲示板では、最高予想気温は25℃と書かれていました。最近の東京・大阪と比べると十分に涼しいのですが、作業を始めると暑くなりそうな予感。

受付を終えると全体ミーティングがあり、ボランティアセンターの方から次の内容のお話がありました。

「全国からたくさんの人に来てもらい感謝します。このボランティアセンターには地域住民からボランティアの方に手伝って欲しい作業が依頼されてきます。住民の方たちも前向きに自分たちで頑張ろうと言う気持ちを持っていますが、現実的には個人では出来ないことが数多くあります。家族が亡くなられた方や住まいを失った方も少なくなく、前進しようという気持ちの反面まだまだ辛い気持ちも残っているのが現実です。自分の家が、田畑が、町が少しでも綺麗になれば、気持ちも楽になれる。そんな住民の皆さんの気持ちを踏まえて作業して欲しい」とのこと。

また「作業中に無理をして体調を崩したり、怪我をしたりしては依頼した住民の方が辛い思いをされるのでご注意願います」との説明もありました。
最後にボランティアの心得や注意事項などを聞いて受付終了。

  • 朝の全体ミーティング 風景
  • 注意事項などが 掲示されています
  • 依頼者からの メッセージ

ボランティア活動地に向け出発!

その後、作業内容が発表になり、我々のチームは陸前高田市立小友中学校近くで個人所有の田畑の草刈作業となりました。
ボランティアに行ったのになんで草刈りなの?って思わないでください。
この地域は地形の関係で2方向から津波がなだれ込み、それが合わさり渦を巻いて一面が瓦礫の山と化した甚大な被害を受けた地域の一つでした。
震災から5ヶ月が経ち、瓦礫の撤去も進んでくると雑草がどんどん生えてきます。
代々受け継いできた田畑を荒れたままにしておきたくないという住民の皆さんの気持ちを胸に頑張ろうと思います。

ボランティアセンターで作業に必要な道具を借りて、現地へ向けていよいよ出発です。
現場に向かう道中で海に近い場所を通りました。いたるところに瓦礫の山があります。建物自体は残っている5階建てのマンションも4階まで冠水していたり、表から見ると何でもない建物が裏に回ってみると壁が抜けていたりしました。

陸前高田市の沿岸部は大地震の影響で80cm以上の地盤沈下が起こり、その結果海岸線が近づき、国の名勝である「高田松原」の数万本の松が、ほぼ全てがなぎ倒されてしまったとのこと。

そのようななか、奇跡的に倒れずに残った1本は、「希望の松」としてニュース等で多く取り上げられ、ご存知の方も多いと思います。

海に近づけば近づくほど被害の大きさを痛感し、5ヶ月経ってなおこの状況ということに改めてショックを受けました。

  • 4階まで津波に 飲まれたマンション
  • 津波の猛威で奥の壁が 抜けています

陸前高田市立小友中学校近くでのボランティア活動

少しでも役に立てるように頑張ろうと決意も新たに活動現場に到着。別のグループも合わせて、総勢約100名で作業にあたります。
ボランティアセンターでは草刈りのみとの話でしたが、広大な田畑ゆえに撤去しきれていない瓦礫も多数あったので草刈と瓦礫撤去の両方を行うことになりました。本来、田畑にあるはずもないものがたくさん落ちていたり、埋まっていたりします。

一番手間取ったのが、道路の残骸(アスファルト)の撤去作業でした。アスファルトがいたるところで二重三重に重なって土に埋まっており、2m四方くらいの大きなアスファルトもありました。上から順番に撤去していくのですがこれがとても重い。二人がかり、三人がかりでやっと持ち上がる状況でした。

ここが田畑として使えるのはいつになるのだろう?我々の作業が少しでも役に立つのだろうか?と休憩中にふっと思いましたが、今出来ることをやりきろうと気持ちを切り替え午後の作業に臨むことにしました。

お昼休憩が終わると、陽射しも強くなり体力が消耗していきます。
30分の作業で10分休憩というサイクルでやっていましたが、それでもきつかった。

でも作業が終了した時には、広大な土地のほんの一部分かもしれませんが、草刈り・瓦礫撤去で綺麗になり充実感が湧いてきました。
この後も別のボランティアの方に作業してもらい、元の田畑に戻って欲しいと願っています。

作業が終了し、ボランティアセンターに戻って作業報告書を提出し終了となりました。

  • 3:14で 時が止まり…
  • 大きなアスファルトが まだまだ残ってます
  • 広大な田畑にも 瓦礫が流れこんできました

ボランティア活動を通じて感じたこと

我々がボランティアに参加したのは一日だけでしたが、こうして参加できたのは良い経験になったと思います。単に参加して良かったという自己満足ではなく、たくさんのボランティアの方が前向きな気持ちで参加している現実に直面できて良かったと思います。

被災地では、まだまだボランティアの力は必要だと思います。一人では役に立たないかもと思うのではなく、一人でも出来ることは何か?現地に行かなくても出来る支援はないか?と考え、そして行動することが大切だと思います。

一ノ関駅から新幹線に乗車し、途中、大宮・上野・そして東京で本社の参加者と別れ、東京駅から夜行バスに乗り、大阪へと帰りました。

移動は大変でしたが、参加させていただいたことに感謝しています。
大阪から東北は正直かなり離れています。

時間が経てば風化していく記憶もありますが、前を見て頑張ろうとしている人がいるということだけは忘れずに過ごしていきたいと思います。

【大阪支社 井川】

  • ボランティア 活動風景
  • 作業後の ショット

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